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MTDDC Meetup HOKKAIDO 2013 開催レポート

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こんにちは、MTDDC Meetup 北海道実行委員会委員長の西山です。
去る2013年10月5日(土)、札幌の北農健保会館に於いて、MTDDC Meetup HOKKAIDO 2013を開催しました。
北海道らしい秋晴れの好天にも恵まれ、会場には一般参加者・関係者含め80名以上が集まるイベントとなりました。

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会場も満席となり、配布資料が一部不足するなどありましたが、盛況のうちに終了することができました。
12時30分〜18時30分までのおよそ6時間、途中休憩を挟みながら全9つのセッションという長丁場でしたが、開催後のアンケートを拝見する限り、満足頂ける内容になったようで実行委員会一同、喜んでおります。

この記事では、当日の模様を大まかな開催レポートとして紹介させていただきます。

 

キーノートスピーチ:
新しいMovable Type のコンセプトと特徴

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まずはじめにキーノートスピーチとして、シックス・アパート株式会社 執行役員CTO 平田 大治さんから、Movable Type 6の機能概要や、得られる可能性、目指すところなどをお話いただきました。

 

セッション1:
Movable Type 6 Overview ~ Play with API ~

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最初のセッションは、シックス・アパート株式会社 Movable Type リードエンジニア 高山 裕司さんに、MT6の新機能の詳細や、目玉機能となるData APIの詳細な機能解説をお話いただきました。

 

セッション2:
AzureとMTのフシギステキな関係

~ もう夜は涼しい? 秋の札幌バージョン ~

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続いて登壇されたのは、日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部 テクニカル エバンジェリスト 武田 正樹さん。
Windws Azureの概要をドラゴンボールの「界王拳」に例えて、とてもわかり易く説明いただきました。アンケートの中でも「クラウドの良さがよくわかった!」などの声が多く見られました。

 

セッション3:
Movable TypeとAWSで作る高可用性サイト構築

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3つ目のセッションに登壇されたのは、株式会社サーバーワークス 大石 良さん。
AWSクラウドインテグレーターとして有名なのはもちろん、大石さんのプレゼンの代名詞とも言える「切腹プレゼン」がMTDDC Meetupの会場をも沸かせました。
AWSだけじゃなく、Azureも含めたクラウドサーバーとMovable Typeの相性の良さについて、非常にわかりやすくご説明いただきました。(ここテストに出るそうです!)

 

スイーツタイム休憩

monask.jpgここ最近、北海道で開催されるIT/Web系セミナーでは比較的一般的になってきたスイーツタイム(ご協賛いただいたお菓子で休憩する時間)。
MTDDC Meetupでももちろんありました!

今回、ご協賛いただいたのは函館・北斗市の洋菓子屋 ジョリ・クレールさんの「MONA+SK(モナスク)」です。
モナカのようなラスクのような新食感。会場でも好評で、皆さんに喜んで召し上がっていただけました。

 

セッション4:
Movable Type6とGoogle Analyticsの連携で実現する かしこいCMS ++

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スイーツ休憩後は、アイデアマンズ株式会社 宮永 邦彦さんによるセッションが始まりました。
Movable Type 6とGoogleAnalyticsを連携させ、解析データから様々な情報をMT6の管理画面に表示させるなど、今すぐにでも実践で利用できるプラグインを紹介いただきました。
アンケートの中でも、参加者の反応が1番良かったセッションかもしれません。

 

セッション5:
Data APIの背景と活用方法

fujimoto2.jpg続けて登壇されたのは藤本 壱さん。
Data APIがなぜ開発されたのか、それをどのように使うことができるのか、またそれによるメリットは...など、ノンプログラマーにも非常にわかりやすい語り口でご説明いただきました。
途中、実行委員長 西山の健康をご心配くださるネタで盛り上がりつつ、参加者の皆さんからは「非常にわかりやすかった」と好評でした。

 

セッション6:
MTAppjQuery + DataAPI によるMT6の管理画面カスタマイズ

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藤本さんのData APIの活用方法のあと、実際にどのようなことができるのかについて詳しくご説明いただいたのが、bit part(柳谷 真志さん/奥脇 知宏さん)さんのセッションでした。
MTAppjQueryはどんな事ができるのかというデモムービーに始まり、スマートフォンからMovable Typeの管理画面を経由せずに情報更新する仕組みをご紹介いただくなど、テンポよく大変充実したセッションでした。

 

セッション7:
Movable Typeの可能性を広げるアドオン DynamicMTML

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名古屋からお越しいただいたマークアップエンジニアの鈴木 健太郎さんには、ご自身がとても気に入って利用しているMovable Typeのアドオン DynamicMTMLについてセッションを行っていただきました。
MTといえば、静的パブリッシングがメインではありますが、このプラグインを利用すると静的パブリッシングと動的パブリッシングの良い所を一緒に利用できることや、Webサイト制作会社などが活用することで仕事の幅が広がることなどをご説明いただきました。

 

セッション8:
Let us talk about Movable Type 7 !!

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満を持して最後に登場したのは、アルファサード株式会社 野田 純生さん。
セッションタイトルをもじって選曲した入場曲で演題へと向かわれました。
テーマは「未来の話をしよう」、Movable Typeの可能性について豊富なデモを用いてお話いただきました。
その機能面だけの提案ではなく、コンセプトとしての「One MT」についても触れられており、大変興味深い内容でした。

 

エンディング

全ての予定セッションが終了した後、恒例のプレゼント大会が催されました。
今回はシックス・アパートさんご提供の品(Movable Type ロゴTシャツ/トフぐるみ/ノベルティボールペン)に加え、bit partさんからもロゴ入りオリジナルパーカーをご提供いただき大いに盛り上がったじゃんけん大会となりました。

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懇親会

本イベント終了後、KKRホテル札幌へ移動して懇親会を開催しました。
MTDDCでの恒例行事となっているライトニングトークもこの懇親会の中で開かれ、飛び入り5組を含む合計11組が参加しました。
また、懇親会でもプレゼント大会が開かれ、こちらも大いに盛り上がりました。

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MTDDC Meetup HOKKAIDO 2013を終えて

改めまして、MTDDC Meetup 北海道実行委員会 委員長 西山です。
MTDDC Meetup HOKKAIDO 2013、盛会のうちに終わりました〜!ありがとうございました!

前回、ここ札幌でMTDDCが開催されたのは2010年12月のこと。
それからおよそ3年、いつかまたMTDDCがあれば良いなと思っておりましたが、まさか自分たちの手で開催することになろうとは...。

最初にこのイベントのお話をいただいたのは、昨年秋頃のことでした。
実際に開催を決めたのが、今年の4月。
それからの半年間はこのイベントのことが頭から離れないのが日常となりました。

開催にあたって、シックス・アパート株式会社様をはじめ、ご協賛いただいた各スポンサー様、スピーカーとしてご登壇いただいた皆さま、お集まりいただいた参加者の皆さんのご協力、そして実行委員会の仲間なくして、イベントの成功はなかったものと感じております。

参加者の皆さんからは「Movable Typeのことをよく知る良い機会になった」「今後も勉強会などを開いて欲しい」などとお声がけいただいたほか、なにより嬉しかったのは「Movable Typeのコミュニティはとても雰囲気が良くて楽しかった。また参加したい」「北海道のWeb業界はすごく熱いと感じた」と参加者の方に言って頂けたことでした。

今年の1月にMTDDC Meetup KYUSHUが開催され、私はその頃からやっとMovable Typeコミュニティへ顔を出すようになった新参者です。
コミュニティへの貢献についてはまだまだこれからなのですが、今回のイベントを足がかりに、今後も協力できたら良いなと感じております。

書きだすとキリが無くなってしまいますが、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。
ここ北海道、札幌でもMovable Typeのコミュニティがますます活動の幅を広げられるように頑張りたいです。

次回のMTDDC Meetup は「名古屋」、2014年1月18日(土)の開催予定となっております。
MT::Loverの皆さん、次回は名古屋でお会いしましょう!

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